常に広い視野を持ち、
小さなことでも
頼られる人になりたい。

技術部 設計担当

高等専門学校専攻科卒
機械システム工学科

2017年入社

学生時代、どのような研究をしていましたか?
私は⾼等専門学校機械システム⼯学科・専攻科エコデザイン工学専攻の出⾝で、複合材料について研究していました。天然繊維と天然由来のプラスチックを使って、軽く・丈夫でなおかつ地球環境に配慮した材料を⽣み出すことを目指していました。少しずつ材料の配合、成形温度など条件を変えたサンプルを繰り返し作成して、観察し、記録するという地道な作業を繰り返す中で、コツコツと努⼒する忍耐⼒が養われたかもしれません。
入社してからどんな仕事をしていますか?
入社後のジョブローテーション(改修施工現場に10ヶ月、保守OJT3ヶ月)を経て、現在は舞台の設計業務に携わっています。入社してすぐに大規模な会館の改修現場に入らせてもらい、一つの会館が完成するまでの工事の流れを勉強・経験しました。保守OJTでは様々な会館の保守業務を通し、各会館の設備の違い、特徴を学びました。2年目の8月より本格的に設計業務に携わり、会館改修の設計を先輩社員の指導の下行っています。
当社を選んだ理由はなんですか?
「おもしろそうと感じる仕事をする!」という漠然とした思いの中、就活サイトで舞台機構という文字が目に留まったことがきっかけです。機械が好きな自分にとって、舞台機構という特殊な響きには興味を惹かれましたし、演劇やコンサートが行われる舞台空間をつくるという大スケールな仕事に強い関⼼を持ちました。また全国の劇場や、テレビ局等を手掛ける当社の事業所が地元・富山にあったことも何か縁があったように感じています。
成功体験を教えてください
人に胸を張って言えるような成功体験はありません。まったく知らない業界だったこともあり、日々の業務を通して発見し、学ぶことが多く、知識が増えていくことがうれしく感じます。またそれらの知識を活用して問題を解決につなげられたときはその都度「ヨシ」と小ガッツポーズの日々です。そんな小さな成功?をコツコツと積み重ねて今後人に胸を張って自慢できるような仕事をしたいと思っています。頑張ります。
失敗談を乗り越え方も含み教えてください
具体的な失敗は恥ずかしくて言えないですがとにかく失敗したら一旦落ち込んで、反省します。どこが良くなかったかを考え、どうしたらよかったか、次からは自分ならどうできるかを決め、その部分だけをしっかり頭に覚え込ませて、それ以外のことは忘れます。嫌な気持ちをいつまでも思い出してそのことを考える時間がもったいないと思います。
プライベートも含み、今後の目標を教えてください
仕事にも慣れてきて、いまの設計業務の中で楽しいと思えることも増えてきました。時間を忘れて集中してしまうこともあるほどです。しかしその反面、私生活で雑になったところ、疎かになっていることがあるようにも感じてきました。せっかく社会人になって、もっと自由にできるはずなのでプライペートを意識しての仕事、公私の両立をしっかりとした日々を過ごせるようにしたいです。
これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします
⾃分が「楽しそう」と思えるところを探してほしいと思っています。日々の中で⾟いことや嫌なこと・困難に直⾯したとき、仕事の中に「楽しい」を持っていることは武器になるのではと感じます。それを糧に乗り越えていけるのではないでしょうか。
もちろん、楽しさよりも他に重要なことは山ほどありますが、最終的に判断に迷うようなことがあれば、「どこが⼀番楽しそうか」という軸で考えてみるのも有りかと思います。

私が携わった機構・設備

吊物、迫り、反射板、舞台床

神奈川県民ホール 大ホール

入社した年の7月から10ヶ月間、改修工事の現場に入りました。初めての現場は非常に大きな規模のもので、改修する項目も多く、吊物、迫り、反射板、舞台床と舞台を構成する要素ほぼ一通りの出来上がりを最も間近で見られる、なかなかできない良い経験をさせてもらったと思います。改修後、自分の好きなバンドをこの会館で見たときは非常にうれしく、誇らしい気持ちになりました。

スケジュール

8:30

始業

9:00

朝礼

12:00

昼休み

12:45

午後開始

21:00

退社